明治三十八年に「春鳥集」を出したときには、多少の自信もあり自負もあつた。わたくしのやうな氣弱なものも詩作上思ひきつて因襲に反撥を試みたのである。あの稚拙な自序を卷頭に置いたのもその爲で、少しきおつたところが見えて落ちつかぬが、それも致しかた …
| 著者 | 蒲原有明 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 記録 手記 ルポルタージュ |
| 初出 | 「日本現代詩研究 『現代詩講座』四」金星堂、1929(昭和4)年10月15日 |
| 文字種別 | 旧字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約8分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約13分(300文字/分) |