『禹貢製作の時代（うこうせいさくのじだい）』
支那古代の經濟事情を研究するに就いて、尚書の禹貢が重要なる史料であることは勿論のことである。それ故近頃學者の此研究に力を致す人が追々と出來てゐるやうである。而るに禹貢が如何なる時代に於て作られたかといふことを先づ決めなければ、その内容に關す …
著者内藤湖南
ジャンル歴史 > アジア史・東洋史 > 中国
初出「東亜経済研究」1922（大正11）年2月発行、第六巻第一号
文字種別旧字旧仮名
読書目安時間約12分（500文字/分）
朗読目安時間約19分（300文字/分）