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『鶴の笛』
ふりがな文庫
『
鶴の笛
(
つるのふえ
)
』
昔、ききんのつづいた年がありました。その村には鶴が大変たくさんいました。鶴たちは毎日、たべものを探して歩きましたけれど、どこにもたべものがないので、気の早い鶴はみんな旅仕度をして遠くへ飛んでゆきました。 すると、足の悪い鶴と、そのお嫁さんだ …
著者
林芙美子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)