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贔顧
ふりがな文庫
“贔顧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひいき
71.4%
びいき
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひいき
(逆引き)
市川の話になると、岡見は我を忘れて
膝
(
ひざ
)
を乗出すようなところがあった。それほど岡見はあの人を
贔顧
(
ひいき
)
にしていた。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼様な穢多の書いたものばかり特に大騒ぎしなくても好ささうなものぢや有ませんか。どうも瀬川君が
贔顧
(
ひいき
)
の仕方は普通の愛読者と
少許
(
すこし
)
違ふぢや有ませんか。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
贔顧(ひいき)の例文をもっと
(5作品)
見る
びいき
(逆引き)
牛込の下宿を経営する市会議員夫婦と言い、この榊と言い、吉本さん
贔顧
(
びいき
)
の人達がいろいろな方面に多いことは捨吉にも想像がついた。
桜の実の熟する時
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
彼の通り弱いものだから、
其丈
(
それだけ
)
哀憐
(
あはれみ
)
も増すのだらうと思ふね。家内はまた弟の進
贔顧
(
びいき
)
。何ぞといふと、省吾の方を邪魔にして、
無暗
(
むやみ
)
に叱るやうなことを為る。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
贔顧(びいき)の例文をもっと
(2作品)
見る
贔
漢検1級
部首:⾙
21画
顧
常用漢字
中学
部首:⾴
21画
“贔”で始まる語句
贔屓
贔負
贔屓目
贔屓眼
贔負目
贔屓分
贔屓筋
贔屓強
贔屓客
贔屓心
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不贔顧
依顧贔屓