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羞痒
ふりがな文庫
“羞痒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こそば
66.7%
くすぐっ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こそば
(逆引き)
それは
細細
(
こまごま
)
とした瑞々しい若葉であつた。その若葉を渦巻かせ乍ら、栗はまだ枝々の尖りが眩しかつたり、腋の下が
羞痒
(
こそば
)
ゆいやうな新生の歓びから何も彼も涙ぐましく眺め入つた。
愛の詩集:02 愛の詩集のはじめに
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
それは
細細
(
こまごま
)
とした瑞々しい若葉であつた。その若葉を渦巻かせ乍ら、栗はまだ枝々の尖りが眩しかつたり、腋の下が
羞痒
(
こそば
)
ゆいやうな新生の歓びから何も彼も涙ぐましく眺め入つた。
愛の詩集:03 愛の詩集
(新字旧仮名)
/
室生犀星
(著)
羞痒(こそば)の例文をもっと
(2作品)
見る
くすぐっ
(逆引き)
敬太郎は少し
羞痒
(
くすぐっ
)
たいような気がした。相手を見ると依然として
横隔膜
(
おうかくまく
)
から下を湯に
浸
(
つ
)
けたまま、まだ
飽
(
あ
)
きずにじゃぶじゃぶやっている。そうして比較的
真面目
(
まじめ
)
な顔をしている。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
羞痒(くすぐっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
羞
常用漢字
中学
部首:⽺
11画
痒
漢検1級
部首:⽧
11画
“羞”で始まる語句
羞
羞恥
羞恥心
羞耻
羞明
羞渋
羞含
羞恥家
羞慚
羞爾
“羞痒”のふりがなが多い著者
北原白秋
室生犀星
夏目漱石