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結滞
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けったい
ふりがな文庫
“
結滞
(
けったい
)” の例文
尤
(
もっと
)
もこの頃は年を
老
(
と
)
ったせいか、人に会うのと、字を書くのが大儀になった。心臓にコタエて息が切れたり脈が
結滞
(
けったい
)
したりするから、面会と字書きを御免蒙っている。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
私はその異様の瞬間に、今まで快く流れていた心臓の潮流をちょっと鈍らせた。しかしそれは単に一時の
結滞
(
けったい
)
に過ぎなかった。私の心は五分と
経
(
た
)
たないうちに平素の弾力を回復した。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“結滞”の意味
《名詞》
結 滞(けったい)
脈が不規則になること。
(出典:Wiktionary)
結
常用漢字
小4
部首:⽷
12画
滞
常用漢字
中学
部首:⽔
13画
“結”で始まる語句
結
結構
結婚
結局
結果
結城
結納
結目
結綿
結縁