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珎
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めづ
ふりがな文庫
“
珎
(
めづ
)” の例文
人数
(
にんず
)
はさのみ変らねどあの子が見えねば大人までも寂しい、馬鹿さわぎもせねば
串談
(
じようだん
)
も三ちやんの様では無けれど、人好きのするは金持の息子さんに
珎
(
めづ
)
らしい愛敬
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
このほどの事かかんもくだくだしや大音寺前にて
珎
(
めづ
)
らしき事は
盲目按摩
(
めくらあんま
)
の二十ばかりなる娘、かなはぬ恋に不自由なる身を恨みて
水
(
みづ
)
の
谷
(
や
)
の池に
入水
(
じゆすい
)
したるを新らしい事とて伝へる位なもの
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
我れは一足はやくて道端に
珎
(
めづ
)
らしき花などを見つくれば、おくれし信如を待合して、これこんなうつくしい花が咲てあるに、枝が高くて
私
(
わたし
)
には折れぬ、
信
(
のぶ
)
さんは
背
(
せい
)
が高ければお手が届きましよ
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
珎
部首:⽟
9画
“珎”を含む語句
珎奇
珎書
珎説
襦珎
開珎