“狩野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かのう66.7%
かの30.6%
かのの2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甚五郎じんごろうの彫ったりゅうは夜な夜な水を吹いたという話だが、狩野かのうのほうにだって、三人や五人、左甚五郎がいねえともかぎらねえんだ。
魚住勝七、小河おがわ愛平、金森義入ぎにゅう狩野かの又九郎、武田喜太郎、柏原かしわばら兄弟、今川孫二郎なども終始主君のそばから離れずに斬りふせいでいた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊豆の狩野かのの介宗茂の許に預けられたままになっていたが、南都の大衆が、しきりに、その処分を迫ってきているので、頼朝としてもそのままにしておくこともできず、源三位入道頼政よりまさの孫