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渾身
ふりがな文庫
“渾身”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
こんしん
94.6%
みうち
4.1%
からだじゅう
1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こんしん
(逆引き)
が、彼はそれを両手に抱くと、片膝砂へついたまま、
渾身
(
こんしん
)
の力を
揮
(
ふる
)
い起して、ともかくも岩の根を
埋
(
うず
)
めた砂の中からは抱え上げた。
素戔嗚尊
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
渾身(こんしん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
みうち
(逆引き)
体が冷えて、爪に血の色が
亡
(
う
)
せて来ると、
医師
(
いしゃ
)
がやって来て注射を施した。患者はしばらくのまに
渾身
(
みうち
)
が暖まって来た。
足迹
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
渾身(みうち)の例文をもっと
(3作品)
見る
からだじゅう
(逆引き)
そして、ふと紙のうえを
軋
(
きし
)
る万年筆の音が、耳にふれて来ると、
渾身
(
からだじゅう
)
の全神経がそれに
錘
(
あつま
)
って来て、向返ってその方を見ない訳にいかなかった。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
渾身(からだじゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“渾身”の意味
《名詞》
渾 身(こんしん)
からだ全体。全身。
(出典:Wiktionary)
“渾身”の解説
『渾身』(こんしん)は、2007年8月に集英社から出版された川上健一の小説。
(出典:Wikipedia)
渾
漢検1級
部首:⽔
12画
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
“渾”で始まる語句
渾名
渾然
渾沌
渾
渾力
渾良夫
渾成
渾融
渾天儀
渾河
“渾身”のふりがなが多い著者
中里介山
小栗虫太郎
金史良
徳永直
三上於菟吉
徳冨蘆花
橘外男
徳田秋声
二葉亭四迷
林不忘