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惘
ふりがな文庫
“惘”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あき
91.9%
し
2.7%
ぼう
2.7%
ぼっ
2.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あき
(逆引き)
「ああ、これて
清々
(
せいせい
)
した。」と、お葉は
酔醒
(
よいざめ
)
の水を飲んだ。お清は
惘
(
あき
)
れて
其
(
その
)
顔を眺めている処へ、
彼
(
か
)
のお杉
婆
(
ばばあ
)
の声が聞えたのである。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
惘(あき)の例文をもっと
(34作品)
見る
し
(逆引き)
一時の
豪気
(
ごうき
)
は以て
懦夫
(
だふ
)
の
胆
(
たん
)
を
驚
(
おどろ
)
かすに足り、一場の
詭言
(
きげん
)
は以て少年輩の心を
籠絡
(
ろうらく
)
するに足るといえども、
具眼卓識
(
ぐがんたくしき
)
の
君子
(
くんし
)
は
終
(
つい
)
に
欺
(
あざむ
)
くべからず
惘
(
し
)
うべからざるなり。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
惘(し)の例文をもっと
(1作品)
見る
ぼう
(逆引き)
小屋に辿りついて裏口から入って行くと、息苦しいほどの
氳
(
うん
)
気のたちこめた薄暗いランプの下で、狭山はこちらに背を見せて
惘
(
ぼう
)
然と坐っていた。
海豹島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
惘(ぼう)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぼっ
(逆引き)
消えてしまった後は、いつも
惘
(
ぼっ
)
として考えるのである。なんでこんな景色が目に見えるのであろう。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
惘(ぼっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
惘
漢検1級
部首:⼼
11画
“惘”を含む語句
惘然
惘々
惘乎
惘然自失
惘々然
惘果
惘気
昏惘
“惘”のふりがなが多い著者
樋口一葉
徳田秋声
長谷川伸
室生犀星
作者不詳
福沢諭吉
長塚節
有島武郎
久生十蘭
国枝史郎