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干鯣
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するめ
ふりがな文庫
“
干鯣
(
するめ
)” の例文
たった今、
干鯣
(
するめ
)
と酒を手にもって、天下国家を論じていたのかも知れない七人である。それが、同じ人間のたった一
喝
(
かつ
)
で、こうなってしまうのだから、情けない。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今も今とて
樽神輿
(
たるみこし
)
のうわさをしていたところだった。青ぐろく引っ
吊
(
つ
)
れている彦兵衛の顔を見ると、同心たちは、おかしくなったのであろう、
干鯣
(
するめ
)
を裂きながら、笑って云った。
鍋島甲斐守
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干鯣
(
するめ
)
を持ったり、
沢庵漬
(
たくあんづけ
)
をかじったりして、慰労の酒に、兵たちが、はしゃぎ出した。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干鯣
(
するめ
)
か魚屑のにおいだろうか。鼻をつく異臭であった。
私本太平記:06 八荒帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
干
常用漢字
小6
部首:⼲
3画
鯣
漢検1級
部首:⿂
19画
“干”で始まる語句
干
干乾
干戈
干潟
干物
干支
干瓢
干渉
干魚
干上