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吟誦
ふりがな文庫
“吟誦”の読み方と例文
読み方
割合
ぎんしょう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎんしょう
(逆引き)
「はははは。そうらしいな。寒さを克服なさるため、
足拍子
(
あしびょうし
)
にあわせて、書物のうちのお好きな
辞句
(
じく
)
でも、
吟誦
(
ぎんしょう
)
していらっしゃるのであろう」
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
かれは、「
響
(
ひびき
)
りんりん」という故郷を去るの歌をつねに好んで
吟誦
(
ぎんしょう
)
した。その調子には言うに言われぬ悲哀がこもった。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
あの敏感な市川が我と我身の青春に
堪
(
た
)
えないかのように、「されど
去歳
(
こぞ
)
の雪やいづこに」と
吟誦
(
ぎんしょう
)
して聞かせた時の声はまだ岸本の耳の底にあった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
吟誦(ぎんしょう)の例文をもっと
(5作品)
見る
“吟誦”の意味
《名詞》
声高く詩歌をうたうこと。
(出典:Wiktionary)
吟
常用漢字
中学
部首:⼝
7画
誦
漢検1級
部首:⾔
14画
“吟”で始まる語句
吟味
吟
吟咏
吟味与力
吟詠
吟哦
吟味與力
吟醸
吟味中
吟興
“吟誦”のふりがなが多い著者
島崎藤村
吉川英治
正岡子規
田山花袋