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三味線
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じゃみせん
ふりがな文庫
“
三味線
(
じゃみせん
)” の例文
露八は、中へ入って、
破
(
や
)
れ
三味線
(
じゃみせん
)
を後ろへおいた。とにかくと——相手は誰か分からないが、
招
(
よ
)
ばれたままに来てみたのであるが。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
莨
(
たばこ
)
をふかしたり寝ころんだり、古いぼろ
三味線
(
じゃみせん
)
を持ち出して来て、ぽつんぽつん糸を
弾
(
はじ
)
いたりしているんです、そんなものすぐに
抛
(
ほう
)
りだして、欠伸をして寝ころんじまう、そうしちゃあ
溜息
(
ためいき
)
をついて
主計は忙しい
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
畳
(
たた
)
み
三味線
(
じゃみせん
)
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
馬関
(
ばかん
)
の
稲荷
(
いなり
)
町には、
黄昏
(
たそがれ
)
が来て、
宵
(
よい
)
が来て夜更けが来て、そして喧嘩やら、奇兵隊節やら、ジャンジャカ
三味線
(
じゃみせん
)
やら、ゆうべと変わらない疲れた眠気が下り、霜が下りる。
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“三味線”の解説
三味線(しゃみせん)は、日本の有棹弦楽器。もっぱらいて演奏される撥弦楽器である。四角状の扁平な木製の胴の両面に猫や犬の革を張り、胴を貫通して伸びる棹に張られた弦を、通常、イチョウの葉の形をしたで弾き演奏する。
(出典:Wikipedia)
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
味
常用漢字
小3
部首:⼝
8画
線
常用漢字
小2
部首:⽷
15画
“三味線”で始まる語句
三味線堀
三味線弾
三味線草
三味線箱
三味線包
三味線屋
三味線引
三味線彈
三味線棹
三味線糸