トップ
>
一籠
ふりがな文庫
“一籠”の読み方と例文
読み方
割合
ひとかご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひとかご
(逆引き)
時雨
(
しぐれ
)
に
濡
(
ぬ
)
れた木木の
梢
(
こずゑ
)
。時雨に光ってゐる家家の屋根。犬は炭俵を積んだ上に眠り、鶏は
一籠
(
ひとかご
)
に何羽もぢつとしてゐる。
続野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
松平信祝からの火急の使者が来たので、紀州家
附家老
(
つけがろう
)
、安藤
帯刀
(
たてわき
)
は、自慢の
南紀重国
(
なんきしげくに
)
の脇差と、蜜柑
一籠
(
ひとかご
)
とを、家来に持たせて、
駕
(
かご
)
を急がせてきた。
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
余は病牀でそれを待ちながら二人が爪上りのいちご畑でいちごを
摘
(
つ
)
んでいる光景などを
頻
(
しき
)
りに目前に描いていた。やがて
一籠
(
ひとかご
)
のいちごは余の病牀に置かれるのであった。
くだもの
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
一籠(ひとかご)の例文をもっと
(7作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
一言
一時
一昨日
一日
一度
一所
一瞥
検索の候補
一屑籠
一旅籠
一葛籠
茂籠傳一郎
“一籠”のふりがなが多い著者
直木三十五
徳田秋声
神西清
正岡子規
吉川英治
芥川竜之介