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一悶着
ふりがな文庫
“一悶着”の読み方と例文
読み方
割合
ひともんちゃく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひともんちゃく
(逆引き)
それで、お前さんのにいさんには半月近くも、顔は合わせないようにしているとね、太郎さんがこんな事を知ってごらん。また、お前さん、
一悶着
(
ひともんちゃく
)
だろう。
偸盗
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
もし、船頭が眼でも醒まそうものなら、
一悶着
(
ひともんちゃく
)
を免れないが、幸いにその事もなく舟は向うの岸に着く。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
おそらく父自身にしても、今ではもう
別荘
(
べっそう
)
に残っていたくはなかったろう。ただし、父は、この際になってまた
一悶着
(
ひともんちゃく
)
もちあげないように、
首尾
(
しゅび
)
よく母を説きつけたらしかった。
はつ恋
(新字新仮名)
/
イワン・ツルゲーネフ
(著)
一悶着(ひともんちゃく)の例文をもっと
(4作品)
見る
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“一”で始まる語句
一
一人
一寸
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