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鼠算
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ねずみざん
ふりがな文庫
“
鼠算
(
ねずみざん
)” の例文
もっとこまったことには、天井は
鼠
(
ねずみ
)
の牧場となり、
猫
(
ねこ
)
をたびたび
征伐
(
せいばつ
)
につかわさぬかぎり、
鼠算
(
ねずみざん
)
といってたちまち繁殖してしまう。
母の手毬歌
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
それが十二人、二十四人とだんだん
殖
(
ふ
)
えていって、二百年三百年たった後の地上の生活は、想像もつかぬほど美しいものに……
云々
(
うんぬん
)
という
鼠算
(
ねずみざん
)
がそれである。
チェーホフ序説:――一つの反措定として――
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
すなわちいわゆる
鼠算
(
ねずみざん
)
の割合で進むから、代々わずかずつ増加するごとくに見えても、たちまち無限にふえることになるゆえ、決して生まれた子孫がみな生存することはできぬ。
進化論と衛生
(新字新仮名)
/
丘浅次郎
(著)
おかげさまで、これごらんなさい、
帳面尻
(
ちょうめんじり
)
が
鼠算
(
ねずみざん
)
のように
殖
(
ふ
)
えてゆく。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鼠
漢検準1級
部首:⿏
13画
算
常用漢字
小2
部首:⽵
14画
“鼠”で始まる語句
鼠
鼠色
鼠賊
鼠骨
鼠不入
鼠小僧
鼠木綿
鼠捕
鼠甲斐絹
鼠坂