“鶉衣”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つゞれ50.0%
うずらごろも25.0%
うづらごろも25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
は山水に目をうばはれたるに「火をかしなされ」とて烟管きせるさしよせたるかほを見れば、蓬髪みだれがみ素面すがほにて天質うまれつき艶色えんしよく花ともいふべく玉にもすべし。百結つぎ/\鶉衣つゞれ趙璧てうへきつゝむ。
鶉衣うずらごろも』に収拾せられた也有の文は既に蜀山人しょくさんじんの嘆賞かざりし処今更後人こうじんの推賞をつに及ばぬものであるが
雨瀟瀟 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
のみならず発句も一面には川柳に近いものを含んでゐる。その最も著しい例は「鶉衣うづらごろも」(?)の初板にある横井也有やいうの連句であらう。