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鰻丼
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うなどん
ふりがな文庫
“
鰻丼
(
うなどん
)” の例文
三十円五十円と金の出し入れを
委
(
まか
)
せられ、
天丼
(
てんどん
)
や
鰻丼
(
うなどん
)
が来れば、お茶を入れるくらいで、じっと
傍
(
そば
)
で見物しているのだったが、時には後口がかかって来たりした。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
鰻丼
(
うなどん
)
なども上等なもてなしの一つで、半分残すのが礼儀のような時代であったところを思うと、養殖が盛になったために
吾々
(
われわれ
)
はありがたい世に生きているわけである。
三筋町界隈
(新字新仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
争って別れた二人だけれども、偶然にこんなところで会うと、二人共
沈黙
(
だま
)
って笑ってしまう。あのひとは
鰻
(
うなぎ
)
がたべたいと云う。二人で
鰻丼
(
うなどん
)
をたべにはいる。何か心楽し。浴衣の金を皆もたせてやる。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
好んでみや、遠慮は不沙汰だ。なに、
鰻丼
(
うなどん
)
だえ、相も変らずだの、五ツ六ツ
誂
(
あつら
)
えて来るが可い。大盤振舞をしてやろう。さてとまずお台所お松の
方
(
かた
)
の召上る物はぐい
極
(
きまり
)
となったが、私は何にしよう。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰻丼
(
うなどん
)
が出来て来た。
丸の内
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
“鰻丼”の解説
鰻丼(うなぎどんぶり、略称:うなどん)は、日本の丼料理。丼鉢に盛った白飯の上に鰻の蒲焼を載せたもの。江戸・東京の郷土料理とされる日本料理の一つである。鰻飯(うなぎめし、まんめし)、まむしとも呼ばれる。また派生料理として鰻重(うなぎじゅう、略称:うなじゅう)がある(後述)。
(出典:Wikipedia)
鰻
漢検準1級
部首:⿂
22画
丼
常用漢字
中学
部首:⼂
5画
“鰻”で始まる語句
鰻
鰻屋
鰻飯
鰻掻
鰻谷
鰻上
鰻登
鰻針
鰻鱺
鰻釣