“魁梧”の読み方と例文
読み方割合
くわいご100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かちやりと云つたのは、珈琲コオヒイさじが手から皿の上へ落ちた音らしい。自分は黒いモオニングを着た容貌魁梧くわいごな紳士と向ひ合つた儘、眼をいて夢を見てゐたのである。
饒舌 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それで書いたのが、この何枚かの愚にもつかない饒舌ぜうぜつである。だから孟浪杜撰まうらうづざんせめむしろ今自分の前に坐つてゐる、容貌魁梧くわいごな紳士にあつて、これを書いた自分にはない。
饒舌 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)