“驀進”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばくしん95.2%
まっしぐら3.2%
まつしぐら1.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろん、足利がたの浜の手、少弐頼尚しょうによりひさの一軍は、すでに駒ヶ林へその先駆せんくを突ッかけて来、直義ただよしの本軍も、西国街道を、驀進ばくしんしていた。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
驀進まっしぐらに——但し、跛足びっこを引いて、夕暮の軽井沢の町を、怒髪竹の皮の笠を突いてせて行くと
大菩薩峠:24 流転の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
蒸気きつけ、驀進まつしぐら、パテー会社の映画フイルムの中の
東京景物詩及其他 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)