“駿豆”の読み方と例文
読み方割合
すんず100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と令して、その大軍を、徐々に、駿豆すんずざかいの藍沢あいざわ方面へ移しだしたものだった。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
駿豆すんず鉄道の沿線に河田子爵ししゃくの別荘が売り物に出ている、家は高台で見晴しがよく、畑も百坪ばかりある、あのあたりは梅の名所で、冬暖かく夏涼しく、住めばきっと、お気に召すところと思う
斜陽 (新字新仮名) / 太宰治(著)