“頭風”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
づふう50.0%
とうふう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文化十年には蘭軒が正月に頭風づふううれへたことが勤向覚書に見えてゐる。「正月十日私儀頭風相煩候に付、引込保養仕候段御達申上候」
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
「かれは健康ですが、ただ一つ頭風とうふうの持病をもっているので、その持疾が起ると、狂気のごとく骨髄の痛みを訴えます。それに投薬するものは、わたくし以外にありません」
三国志:05 臣道の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)