“鞘巻”の読み方と例文
旧字:鞘卷
読み方割合
さやまき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
太刀を捨てた彼は、もはやこれまでと切腹を決意した。鞘巻さやまきを逆手に握ろうと腰間を探ったが、しかし斬合いのうちに落したのであろう、鞘巻は腰になかった。
そして、当日には、束帯そくたいの下に、鞘巻さやまきの刀をき、あえて、見よがしに、参内した。