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面桶
ふりがな文庫
“面桶”の読み方と例文
読み方
割合
めんつう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めんつう
(逆引き)
と正直に答えますと、暫く私どもの顔を見上げておりました非人は、
先刻
(
さいぜん
)
、呉れてやった味噌チリの
面桶
(
めんつう
)
を
筵
(
むしろ
)
の蔭から取出しました。
近世快人伝
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
わたしの顔を見ますると「
勢州
(
せいしゅう
)
が見えたから何かやりな」と、
面桶
(
めんつう
)
の中へ、
焚
(
た
)
きたてのご飯などを、お入れ下さるのでございます。
怪しの者
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
面桶
(
めんつう
)
は字の宋音だといいますが、多くは楕円形をした弁当箱で、地方によって呼び方の変化が多く「めんば」「わっぱ」などともいいます。
手仕事の日本
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
面桶(めんつう)の例文をもっと
(13作品)
見る
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
桶
漢検準1級
部首:⽊
11画
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