“勢州”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいしゅう87.5%
せいしう12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしの顔を見ますると「勢州せいしゅうが見えたから何かやりな」と、面桶めんつうの中へ、きたてのご飯などを、お入れ下さるのでございます。
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
第十四 紫蘇しそ飯 と申すのは勢州せいしゅう岩内いわうちの名物ですが大層味の良いもので先ず青紫蘇を塩水で洗って日に干してパリパリに乾かしておきます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
もすべきに御不運にて御早世ごさうせいなりしは返す/″\も殘念ざんねんなりとひと泣悲なきかなしむもことわりとこそきこえけれ扨も八代將軍には或時御側御用おそばごよう取次に御尋おんたづね有やうは先年せんねん勢州せいしう山田奉行を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
出し東海道とうかいだう廻遠まはりとほ難所なんしよにても山越に御下向げかう有べしとて勢州せいしう田丸街道たまるがいだうへ先觸を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)