“非情”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひじやう50.0%
アパシー33.3%
むごい16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霎時しばらく聞かせたまへ。我今かりかたちをあらはしてかたるといへども、神にあらず仏にあらず、もと一〇五非情ひじやうの物なれば人と異なるこころあり。
チェーホフの非情アパシーについての証拠がためを一応終ったからには、もはやその発生の歴史をたずねる手続きは無用に帰したように思われる。
非情むごいと思われる程な当時の武家の世風であった厳しいしつけの中に、ひた隠しに隠されていた母の情愛などは、子供達に解ろう筈がなく、身も心も凍え切った
立春開門 (新字新仮名) / 河井寛次郎(著)