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青表紙
ふりがな文庫
“青表紙”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あおびょうし
50.0%
あをべうし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あおびょうし
(逆引き)
「青山さん、あなたの前ですが、
青表紙
(
あおびょうし
)
の二枚や三枚読んで見たところで、何の役にも立ちますまいねえ。」
夜明け前:02 第一部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
広縁
(
ひろえん
)
のきわへ、むんずりと坐りこみ、膝のうえに
青表紙
(
あおびょうし
)
の本をのせ、矢たてと
懐紙
(
かいし
)
箱をひきつけ、にが虫を噛みつぶしたような顔をして、しきりに灰吹きをたたきつけているのが、庄兵衛組の組頭
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
青表紙(あおびょうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
あをべうし
(逆引き)
開かうとして居るくらゐで、せめて伜が、
青表紙
(
あをべうし
)
の化物のやうになる代りに、物の道理や、遊びのいきさつまで心得て、私の相談相手になつて欲しいと望んで居ります
銭形平次捕物控:330 江戸の夜光石
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
青表紙
(
あをべうし
)
の化物のやうな
瓢箪息子
(
へうたんむすこ
)
が、毛むくじやらの大肌脱ぎに、取亂した
獰猛
(
だうまう
)
な男が、首筋を刺されてフン反り返つて死んで居るのを見て、膽をつぶしたのは、まことに當然のことだつたのです。
銭形平次捕物控:266 処女神聖
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
青表紙(あをべうし)の例文をもっと
(2作品)
見る
“青表紙(青表紙本)”の解説
青表紙本(あおびょうしぼん)は、源氏物語の写本のうち藤原定家が作成したとされるもの、およびそれを写して作成されたとされるものをいう。「青表紙本」という呼び名は、定家が作成した写本の表紙が青かったことに由来する。
(出典:Wikipedia)
青
常用漢字
小1
部首:⾭
8画
表
常用漢字
小3
部首:⾐
8画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“青表紙”で始まる語句
青表紙臭
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青表紙臭
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久生十蘭
野村胡堂