“震音”の読み方と例文
読み方割合
トレモロ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十一時すぎにうちの賢夫人がおしずまりになったので、子供芝居の悪漢の登場のようにヴァイオリンの震音トレモロつきで、ぬき足しのび足でパパの書斎へ忍びこんだ。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)