“零落末裔”の読み方と例文
読み方割合
おちぶれもの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私の様な懶い零落末裔おちぶれものは、廃寺、無縁の石仏に、水打ち慰めたり、蝙蝠の飛ぶ、士族屋敷の土塀のかげに、団扇して、遠い空しい昔ばかりを語るきりだ。
仙台の夏 (新字旧仮名) / 石川善助(著)