“雑巾”のいろいろな読み方と例文
旧字:雜巾
読み方割合
ぞうきん91.7%
ざふきん6.7%
ざうきん1.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤緒あかお下駄げたと云えば、馬糞ばふんのようにチビたやつをはいている。だが、雑巾ぞうきんをよくあててあるらしく古びた割合に木目がきとおっていた。
魚の序文 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
すると不思議な事に、昨日きのふまであんなに気にかかつてゐた巻雲まきぐもも、巻積雲も、雑巾ざふきんで拭き取つたやうに痕形あとかたも無くなつてゐた。
それからもしのお雑巾ざうきん次手ついでにづツぷりおしぼんなすつてくださるとたすかります、途中とちう大変たいへんひましたのでからだ打棄うつちやりたいほど気味きみわるうございますので
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)