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隴畝
ふりがな文庫
“隴畝”の読み方と例文
読み方
割合
ろうほ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ろうほ
(逆引き)
隅田川と中川との間にひろがっていた
水田
(
すいでん
)
隴畝
(
ろうほ
)
が、次第に埋められて町になり初めたのも、その頃からであろうか。しかし玉の井という町の名は、まだ耳にしなかった。
寺じまの記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
十日辰後に客舎を発し、難波橋を渡り
天満
(
てんま
)
の天神へ
詣
(
いた
)
り、巳時
十䨇
(
じふさう
)
村に到る。此地平遠にして青田広濶なり。
隴畝
(
ろうほ
)
の中数処に
桔槹井
(
けつかうせい
)
を施て灌漑の用をなす。十䨇川を渡り尼崎城下をすぐ。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
自ら
隴畝
(
ろうほ
)
を耕して
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
隴畝(ろうほ)の例文をもっと
(4作品)
見る
隴
漢検1級
部首:⾩
19画
畝
常用漢字
中学
部首:⽥
10画
“隴”で始まる語句
隴西
隴
隴上
隴頭
隴右
隴山
隴畆
隴西天水
隴西臨洮
“隴畝”のふりがなが多い著者
永井荷風
吉川英治
森鴎外