階上かいじよう)” の例文
床上しようじよう振動しんどう地面ぢめんのものゝ三割さんわりしなることが普通ふつうであるけれども、木造もくぞう二階建にかいだて階上かいじよう三倍程度さんばいていどなることが通常つうじようである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
三、 二階建にかいだて三階建さんがいだてとう木造家屋もくぞうかおくでは、階上かいじようほうかへつて危險きけんすくない、高層建物こうそうたてもの上層じようそう居合ゐあはせた場合ばあひには屋外おくがい避難ひなんすることを斷念だんねんしなければなるまい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
著者ちよしや明治二十七年めいじにじゆうしちねん六月二十日ろくがつはつか東京地震とうきやうぢしん本郷ほんごう湯島ゆしまおいて、木造もくぞう二階建にかいだて階上かいじよう經驗けいけんしたことがある。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)