陶器やき)” の例文
自分も拝借をしておりましたし、まだふたつばかり据えてありました陶器やきものの床几しょうぎを進めると、悪く辞退もしないでしずかに腰をかけたんですが、もみじの中にその姿で、いかにも品がい。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)