“關與”のいろいろな読み方と例文
新字:関与
読み方割合
かんよ33.3%
くわんよ33.3%
たづさ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地震ぢしんたいして其安全そのあんぜんさをあやぶんでゐる識者しきしやおほことであるが、これは其局そのきよくあたるものゝ平日へいじつ注意ちゆういすべきことであつて、小國民しようこくみん關與かんよすべきことでもあるまい。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
B 日本國民にほんこくみんたるものたれでも政治せいぢ關與くわんよするはずのものかい。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
其れを卑むならば、寧ろ文學に關與たづさはらぬ方がよいのである。若し眞實の世相が觀たいと思ふならば小説を讀むより己れ自ら世相を觀るにくはない。
新帰朝者日記 (旧字旧仮名) / 永井荷風(著)