“開豁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かいかつ50.0%
はで25.0%
かいくわつ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
良沢の態度は、天空のごとく開豁かいかつだった。
蘭学事始 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
移気、開豁はで軽躁かるはずみ、それを高潔と取違えて、意味も無い外部の美、それを内部のと混同して、はずかしいかな、文三はお勢に心を奪われていた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
既にして我等は稍〻開豁かいくわつなる處に出でたり。一の石橋あり。こなたの巖端いははなよりかなたの巖端に架したり。橋下の辻は市内第一の大逵ひろこうぢなるべし。二少女ありて「サタレルロ」の舞を演せり。