“鐵砲玉”のいろいろな読み方と例文
新字:鉄砲玉
読み方割合
てつぱうだま60.0%
てつぽうだま40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鐵砲玉てつぱうだま麥藁むぎわらかごへもれられた。與吉よきちはそれを大事相だいじさうつては時とき/″\のぞきながら、おつぎが炊事すゐじあひだ大人おとなしくしてすわつてるのであつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
紛れるともなく經つた、ある日のこと、平次の家へ鐵砲玉てつぱうだまのやうに飛込んで來たガラツ八。
卯平うへいがしたやうに鐵砲玉てつぽうだま勘次かんじからることゝおもつたらしかつた。勘次かんじくるしいふところからなにつてはなかつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
鐵砲玉てつぽうだま御馳走ごちさうでもしてやるばかりだ。