鍼術しんじゆつ)” の例文
さし出し城富に遣はして此後折々我が屋敷やしきへも參るべしとてあつれいのべければ是よりして味岡あぢをかの方へも出入をなせしが鍼術しんじゆつに於ては大いにめう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以手紙申入候未だ不得御意ぎよいをえず候得共其許之そのもとの鍼術しんじゆつ聞及きゝおよび候に付申入候此度旦那儀だんなぎ癪氣しやくきにて甚だ難儀被致いたされ候に付療治請られたく候間乍御苦勞ごくらうながら今日中に御出被下度もつと拙者宅迄せつしやたくまで御入來に預り度候餘者よはせつ萬端ばんたん可申述候以上
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)