鍵番かぎばん)” の例文
思ひり又も泪にくれをり丑刻やつかね鐵棒かなぼうの音と諸共に松本理左衞門は下役したやく二人下男五六人召連自分じぶん獄屋ごくやに來り鍵番かぎばんに戸口を明けさせ九助を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
御物ぎょぶつの燈籠をささげて、殿司寮でんすりょうの者、お鍵番かぎばんの者、粗相なきよう、これへ出ませい!」
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)