錦嚢ふくろ)” の例文
そして趙雲に、手ずから三つの錦嚢ふくろを授けた。呉へ行って事きわまる時は、このふくろを開けて見るがいい。あらかじめ、自分が肝胆を砕いた三ヵ条のはかりごとは、この錦の嚢に秘めておいた。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)