“銭菊”の読み方と例文
読み方割合
ぜにぎく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この辺は所謂いわゆる便乗線とかいうものなのか、電燈はつく。鶴の机の上には、コップに投げいれられた銭菊ぜにぎくが、少し花弁が黒ずんでしなびたまま、主人の帰りを待っていた。
犯人 (新字新仮名) / 太宰治(著)