“銭糧”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんりょう40.0%
せんろう20.0%
ぜにかて20.0%
センリヤウ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銭糧せんりょうの収入係には、穆春ぼくしゅんと朱富がえらばれ、呂方りょほう郭盛かくせいのふたりは、聚議庁番ほんまるばん。——宋江そうこうの弟宋清そうせい酒庫しゅこの監理をかねた宴会支配人にせられていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「江陵の城は、荊州第一の要害、銭糧せんろうたくわえも多い土地です。ちと遠くではありますが……」
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
全軍は府へ入って、城中の官倉を開放し、民生を励まし、窮民をいたわり、余るところの銭糧ぜにかてはこれを車馬に積んで水滸すいこさいへ持って帰った。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凡隊中所費シヨヒ銭糧センリヤウ 其自営ジエイノ功ニ取ル亦互ニ相分配ブンハイシ 私スル所アル勿レ 若アゲテコトヲヨウタラ 或ハ学料ガクリヤウ欠乏ケツボウイタストキハ隊長建議ケンギシ 出碕シユツキ官ノ給弁キウベン
海援隊約規 (新字旧仮名) / 坂本竜馬(著)