“金華山”の読み方と例文

読み方	割合
きんかざん	100.0%

きんかざん

左舷の遥かに金華山（きんかざん）らしいのが眺められたが、航路というものは、海岸線には添いつつも、なかなかに近くへは寄れないと思えて

フレップ・トリップ (新字新仮名) ／ 北原白秋(著)

尻屋（しりや）の燈台、金華山（きんかざん）の燈台、釜石（かまいし）沖、犬吠（いぬぼう）沖、勝浦（かつうら）沖、観音崎（かんのんざき）、浦賀（うらが）、と通って来た。そして今本牧（ほんもく）沖を静かに左舷（さげん）にながめて進んだ。

海に生くる人々 (新字新仮名) ／ 葉山嘉樹(著)

金華山（きんかざん）沖（おき）のたいは、目の下一尺もあって、値がただみたようで、いいおさかなですことの、なんのかんのと、えらいお世話です。

力餅 (新字新仮名) ／ 島崎藤村(著)

金	常用漢字 小１ 部首:⾦ 8画
華	常用漢字 中学 部首:⾋ 10画
山	常用漢字 小１ 部首:⼭ 3画