“西岳華山”の読み方と例文
読み方割合
せいがくかざん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして城下の小高い所に立ち、折ふし時も二月の月夜、月下の城と、城のうしろ、山波の彼方まで、昼かのような、西岳華山せいがくかざんのながめにしばしたたずんだ。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
泰山主者は東岳泰山とうがくたいざんの神、金天府は西岳華山せいがくかざんの神で、泰山の神の神意によって張はもう死人の籍へ入れられていた。悪人の張も恐れて顔色が土のようになった。
賭博の負債 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)