“野呂川”の読み方と例文

読み方	割合
のろがわ	100.0%

のろがわ

それより、この川を乗っきって駿州路（すんしゅうじ）を左にぬけ、野之瀬（ののせ）、丸山、鷲（わし）の巣（す）とでて、野呂川（のろがわ）を見さえすれば、すぐそこが、小太郎山じゃないか

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

だが、樺（かば）の梢（こずえ）はゆれてもいなかった。野呂川（のろがわ）のひびきにしては一しゅんである。いや、それは天地をゆく音ではなく、高いところをかすめた音響（おんきょう）にちがいなかった。

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

ことに、ここには野呂川（のろがわ）があり、そこへ落ちる山瀬（やませ）の水もありますことゆえ、水理（すいり）を検討（けんとう）してゆきましても、それくらいなことは、さぐりあたらぬはずはございません

神州天馬侠 (新字新仮名) ／ 吉川英治(著)

“野呂川”の解説

野呂川（のろがわ）は、広島県呉市を流れる川で、二級河川。野呂川水系の本流。
(出典:Wikipedia)

野	常用漢字 小２ 部首:⾥ 11画
呂	常用漢字 中学 部首:⼝ 7画
川	常用漢字 小１ 部首:⼮ 3画