“酒台”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
カウンタ50.0%
スタンド50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あんまり広くもない部屋にびっしり椅子テーブルが立てこんで、正面に酒台カウンタがあるきり、装飾もなんにもない、外観以上に平凡というより、むしろ殺風景すぎる室内だ。
酒台スタンドに向き合って二列ほど裸テーブルと椅子の客席が取ってあった。其所を通って奥の突当りに十三坪ほどの踊り場があった。その周囲にも客テーブルが一列だけ並んでいた。
巴里祭 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)