“道頓堀”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうとんぼり87.0%
だうとんぼり13.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして送られた稿料で膨らんだ蟇口を押えながら、小村が文豪然と気取りながら道頓堀どうとんぼりあたりの盛場を、漫歩していたことは疑いもない。
流転 (新字新仮名) / 山下利三郎(著)
辿たどってゆくと、この中の第二景「大阪道頓堀どうとんぼり」のところで例の三人のうち、紅黄世子だけが他の二人に別れて出演するのだ。
間諜座事件 (新字新仮名) / 海野十三(著)
道頓堀だうとんぼりから糸屋いとやむすめ……女朝日奈をんなあさひなしまめぐりで、わしが、ラバさん酋長しうちやうむすめ、と南洋なんやう大氣焔だいきえん
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
止め日毎に新町道頓堀だうとんぼり或は順慶じゆんけい町の夜見世など人立多き所に行てはお花夫婦并に吾助が所在ありか
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)