“逢遇”の読み方と例文
読み方割合
ほうぐう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この訪問は一切の史料を借り受けて、上人研究の確実な第一歩を踏み出したいがためでした。しかし交渉は幾多の困難に逢遇ほうぐうしました。
民芸四十年 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
これは僕の生涯に只一度の逢遇ほうぐうであるに相違ない。そこで僕は無念で溜まらぬのである。僕は為方しかたがないから、導者などを当にせず、ひとりで無鉄砲に峰の上を歩いた。
ヴエスヴイオ山 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)