“速水御舟”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はやみぎょしゅう50.0%
はやみぎよしう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
速水御舟はやみぎょしゅうの「家」の絵は見つけどころに共鳴する。しかしこれはむしろやはり油絵の題材でないか。とにかくこの人の絵はまじめであるがことしのは失敗だと思う。
昭和二年の二科会と美術院 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
仏人ふつじんは一歩先へ出たのだ。日本画家が写実にこだはるのは、一歩横へ出ようとするのだ。自分は速水御舟はやみぎよしう氏の舞妓まひこなぞに対すると、如何いかにも日本画に気の毒な気がする。
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)