)” の例文
これら微妙の光景に旅の苦しみも打ち忘れてぼんやりと見惚みとれて居ると足元の湖辺の砂原に赤あるいは黄、白の水鳥が悠々とあちこちに声を放ってい、湖上には鴛鴦おしどりが浮んで居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
くびなし船のちらほらと往きふ帆でもながめてゐよう
定本青猫:01 定本青猫 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)