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逆鱗
ふりがな文庫
“逆鱗”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
げきりん
96.6%
さかうろこ
3.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げきりん
(逆引き)
「おう。捜していた、道誉どの、ちょっと代ってくれまいか。どうにも、ご
逆鱗
(
げきりん
)
がはじまると、先帝のおなだめ役は、ご辺にかぎる」
私本太平記:05 世の辻の帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
後鳥羽院遷幸の後、そのことを聴かれて、大に
逆鱗
(
げきりん
)
あり、翌年二月九日住蓮、安楽を庭上に召されて罪を定むる時、安楽房が
法然行伝
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
逆鱗(げきりん)の例文をもっと
(28作品)
見る
さかうろこ
(逆引き)
南無三宝
(
なむさんぽう
)
、も一つの瓶には
蝮
(
まむし
)
が居たぞ、ぐるぐると
蜷局
(
とぐろ
)
を巻いた、胴腹が白くよじれて、ぶるッと力を入れたような横筋の
青隈
(
あおぐま
)
が
凹
(
くぼ
)
んで、
逆鱗
(
さかうろこ
)
の立ったるが、瓶の口へ、ト
達
(
とど
)
く処に
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
逆鱗(さかうろこ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“逆鱗”の意味
《名詞》
逆 鱗(げきりん)
天子、君主の激しい怒り。
1より派生して、上司など、目上の人の激しい怒り。
(出典:Wiktionary)
“逆鱗”の解説
逆鱗(げきりん)とは、伝説上の神獣である「竜(龍)」の81枚ののうち、顎の下(喉元)にあって1枚だけ逆さに生えているとされる鱗のことをいう。当記事においては、主に「逆鱗」を用いた慣用表現について述べる。
(出典:Wikipedia)
逆
常用漢字
小5
部首:⾡
9画
鱗
漢検準1級
部首:⿂
24画
“逆”で始まる語句
逆
逆上
逆立
逆手
逆落
逆様
逆茂木
逆捻
逆襲
逆巻
“逆鱗”のふりがなが多い著者
司馬遷
吉川英治
樋口一葉
高浜虚子
中島敦
夏目漱石
中里介山
幸田露伴
山本周五郎
菊池寛